FOR GRADUATES

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INTERVIEW

自信を持って頑張って!結果はついてくる!

自信を持って頑張って!結果はついてくる!
【教師】山本 恵二
※現在、呉地区で小中学生の文系科目を担当。百田さんが中3時、鷗州塾皆実校で担当。
【生徒】百田 菜穂さん(翠町中⇒舟入高⇒県立広島大)

【百田さんの通塾履歴】
中2・中3:鷗州塾皆実校に通塾。
2008年、舟入高校他に合格!⇒舟入高校に進学。
高1・高2:鷗州ハイスクール舟入校に通塾。
高3:鷗州ハイスクール広島駅前本校に通塾。
2011年、県立広島大学保健福祉学部看護学科に見事現役合格!⇒ 進学。
※現在、広島市内の病院で看護師として活躍中!

先生:菜穂さん、変わらんね~!でも、もう社会人だね!

百田:おかげさまで、看護師になれました!

先生:すごいね~!仕事はどんな感じ?

百田:病院へ行ってすぐに、担当の患者さんの情報を調べ、今日やるべきことを整理してスケジュールを立てます。朝7時には病院に行って準備をするんですよ。1日が終わったら、その日にできなかったことや次はこうしたいという反省もあり、帰るのが夜の7時ごろになることもあります。

先生:おおお、まさしく日々奮闘中(笑顔)。

百田:看護師は1日中立ちっぱなしの仕事です。また、まだまだ勉強しなければならないこともあって、自分の力不足に落ち込むこともあります。体力的、精神的に負担を感じることもあります。昼食を10分で済ませて仕事に戻ることもあります!

先生:一生懸命じゃね!菜穂さんらしい。どうして看護の道に進んだの?

百田:初めは憧れでした。小学生のころだったと思います。おじいちゃんが入院していた時に看護師さんの仕事を目の当たりにして、その姿がとてもかっこ良く見えたんです。だから、私も誰かの役に立ちたいと思って、看護師になりたいと思うようになりました。中学生のころは、まだ具体的でなかったけど、舟入高校に行きたいという目標がありました。だから、舟入高校に進学して、最終的に看護科のある大学に行くことを決めました。

先生:そうだったんだね~。晴れて目標を達成じゃね(笑顔)。

百田:でも、現実は厳しいというか、まだまだ勉強ばかりです。休日も、疾患の症状や検査方法の勉強をしています。自分の対応を反省したり、患者さんにどのように対応するべきだったかなどを調べたりしています。やっぱり大学で講義を受けていた時に考えていたことと、実際の現場で感じることは違うので、そこからまた勉強したり、今までに習ったことを勉強し直したりしなければならないんです。

先生:休みの日まで!?どのように勉強するの?

百田:先輩から教えていただいた本を購入したり、大学の時の教科書を引っ張り出しています。でも、あともう1日の休みは、何も考えず思い切り体を休めます。

先生:患者さんの気持ちを一番に考え、そして何より命を扱う現場での仕事。とても大変だと思うよ。

百田:はい。私は今、外科の看護師として仕事をしています。確かに大変なんですけど、患者さんが元気になっていく姿を見られるのはとてもうれしいことです。

先生:うんうん(笑顔)。

百田:ただ、医療現場なので、生と死が隣り合わせであることを忘れてはいけません。とても責任重大です。だから、患者さんからなるべく多くの情報を集め、そして必要な情報を聞き出し、記録して処置をしていきます。それらの情報を共有して、また多くの人の役に立てなければいけないんです。

先生:やりがいのある仕事だね。本当に責任重大。だからこそ、国家試験をパスして就ける職なんだね。国家試験の勉強も大変だったんじゃない?

百田:そうですね、大学4年生になってから本格的に現場での研修と実習が始まるんですけど、夏まではその実習が続きます。その後、あまり勉強もできず受けた模試はD判定…「さすがにこれはヤバい!」と思い、そこからまた勉強です。1日約8時間くらいでしょうか。卒論などもあるので忙しかったのですが、最後の1月模試ではA判定になったので「よし!」と自信を持って試験に臨めました。

先生:中学や高校の時に思い描いていたイメージとは違うんじゃない?

百田:そうですね(笑顔)。でも、中3の時の頑張りのおかげで今があると思います。高校入試、大学入試、国家試験と勉強してきたけれど、中学校での勉強が一番頑張ったと思います。そして、一番楽しかったです。先生たちも楽しい授業をしてくれたし、友達もみんなやる気で、塾のクラスのみんなには本当に感謝です。特に、一緒に舟入高校に行った茜(塾の同じクラスで頑張り、一緒に高3まで通塾してくれた大親友の清水 茜さん)には、良い刺激を受けていました。お互いに励まし合って、それでいて、良きライバル的な存在でした。みんなで勉強していて楽しかったし、絶対にみんなで合格したいと思っていました。先生、私、塾に入るまでは、中学校の定期テストの点数は60点くらいでしたよ。でも塾に通って、みんなが勉強しているのを見ると自分もどんどんやる気が出てきました。ここで「負けず嫌い」に火がついたのだと思います。

▲山本先生・百田さん・親友の清水さん

先生:うんうん(笑顔)。勉強を通して学んだことは?

百田:復習の大切さです。分かるところはしなくても大丈夫だと思うんです。でも「分からないところを分かるようにすること」がとても大切です。なぜその答えになるのかを理解できるようにすることが、勉強をする上では欠かせないことだと思います。分からない問題をそのままにすると、似たような問題が出たときに手が止まり、どんどん分からなくなっていくんです。でも、基礎・基本の問題を繰り返し、解き方や核心部分が分かるようになると、応用問題もできるようになって、問題を解くのが面白くなってくるんです。塾では自分のできていなかったところを発見でき、なぜできなかったのかを考え、できるようになったら、その分自信を得ることができました。授業が面白くて、勉強するのが面白くなって、勉強するようになるという、良い連鎖が起こっていたのだと思います。ここで学んだことは今の仕事にも生きていると思います。患者さんの疾患を見るだけでは不十分で、そこに至る経緯や原因を突きとめ、改善できるように支援していくんです。中学生のころ、定期テスト前に単元の復習をしていたじゃないですか。私は、塾に来て復習をするようになったんです。「分からないことを分からないままにしておかない」という姿勢が身についたと思います。

先生:ありがとう!先生たちも、もっと頑張らないとね。受験生活でうまくいかなかったことや後悔はある?

百田:ないというのはうそになりますけど、後悔はしていません。センター試験がうまくいかなくて、受験大学を変更しなければなりませんでした。でも、看護師になるという目標があったので、第二志望の大学でも頑張れると思いました。

先生:そんな菜穂さんから、後輩塾生にメッセージをお願いしてもいいかな。

百田:「自信を持って頑張って!結果はついてくる!」ということです。何でもいいので、目標を立ててください。小さな目標でいいと思います。○○点取りたいとか、ライバルに負けたくないとか、何でもいいと思います。その小さな目標を達成していくことで、大きな目標を達成することができると思います。先生たちのアドバイスをしっかり受け取ることも大切。やっぱり、何もやらずに分かる人はいないので、最低でも塾で出されたものは、必ずしていく。分からない問題をそのままにせず、気になることはどんどん調べるようにしてください!その積み重ねが、自分の実力と自信になっていくと思います。

先生:もう本当に一人前の社会人だね(感動)!

百田:いえいえ、とんでもない。本当に社会人はすごいと思います。両親に対しても、社会人として改めてすごいな~って感心しました。

先生:では最後に、菜穂さんのこれからの目標は?

百田:一人前の看護師になること!もっと余裕を持って、患者さんたちのために働きたいと思います。

先生:菜穂さんなら、絶対に大丈夫。これから、ますます活躍してくれることを期待しています。これからもずっとずっと応援させてね!

百田:いつもありがとうございます!社会人になってもこうやって先生たちが応援してくださって心強いです。また頑張りますね!

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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