FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『苦手なことから逃げない!!』

『苦手なことから逃げない!!』
【教師】 北嶋 文洋
※西田くんが中2・中3時に担当。現在、鷗州塾蒲生校で文系科目を担当。
生徒】 西田 崇人(たかと)くん ※榎並小学校→蒲生中学校(サッカー部)→四條畷高校[文理学科]

【西田くんの通塾履歴】
小6:鷗州塾蒲生校「国語クラス」に入塾。
中1:蒲生校「公立受験Aクラス(現在の受験SSクラス)」に通塾。
中2:蒲生校「選抜Sクラス(現在の受験SZクラス)」に通塾。
中3:蒲生校「受験SZクラス」に通塾。
2015年、四條畷高校[文理学科]に見事合格!⇒進学。
高1:鷗州ハイスクール梅田校「赤門会英語」「赤門会数学」を受講中。

先生:崇人くん、改めて文理学科合格おめでとう。本当によく頑張ったね。今日はインタビューに協力してくれてありがとう。

西田:ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。

先生:崇人くんはサッカー部のキャプテンもしていたし、生徒会活動も忙しかったよね。どうやってそれらの活動と、塾などでの勉強を両立していたのかな。

西田:正直大変でした。今だから言えますが、部活から帰ってきてしんどくて寝てしまい、そのまま塾を休んでしまったこともありました。朝練の日は6時に起きて学校に行き、夕方18時30分ごろに家に帰ってきていました。夜はすぐに眠くなってしまうので23時には寝て、朝早く起きて勉強していました。

先生:具体的に、朝はどんな勉強をしていたのかな。

西田:主に暗記系の勉強をしていました。社会や理科が多かったですね。受験前には英語の長文問題を解いて、どんな日本語訳になるのか考えることを繰り返していました。僕が勉強をする上で心がけていたのは「長い時間やるよりも、メリハリを大事にする」ということです。毎回勉強する前に、その日にやることを決めていました。まずは宿題、そしてその後は好きな教科や勉強しやすい単元に取り組むことでペースをつかみ、リズムに乗ってきたら苦手な科目…という風にしていました。

先生:崇人くんは勉強の質にこだわっていたんだね。そんな崇人くんにもう1つ教えてほしいのが「定期テストの勉強法」なんだけど…。大阪では、2016年度入試から中1・中2の成績も内申点に加味されることになってね。不安に思っている後輩たちに、何かおすすめの勉強法ってあるかな。

西田:意識していたのは「授業を大切にする」ことです。学校でも塾でも、先生が「ココはテストに出るよ」と言うことを聞き逃さないように集中していました。いつもだいたい2週間前からテスト勉強を始めていて、どうせなら「プラス点」を狙いたかったので、ただノートまとめやワークをするのではなく、字を丁寧に書き、知識が定着するよう自分なりに授業内容をまとめ直しました。ワークは4・5回は解き直しました。

先生:塾での「定期テスト勉強会」や塾の教材は、どのように活用していましたか。

西田:勉強会で先生方からいただいた「仕上げプリント」や「暗記プリント」をすることで、知識が定着しているか確認でき、自信がつきました。勉強会はたくさんのライバルがいる中で集中して勉強できる環境だったので、とてもやる気が出ました。あとは、テスト前は特にタブレットをよく使いました。

先生:おお「映像Web講座」だね。崇人くんはよく視聴してくれていたようだけど、テスト前にはどう使っていましたか。

西田:特に苦手だった数学の講座をたくさん見ました。Web講座用テキストの中でテスト範囲の単元をまず自分で解いて、解説を見ました。「パワーアップドリル」もゲーム感覚で結構やりましたよ。そうそう、定期テストには関係ないですが、模試の数学の解説動画が個人的には一番良かったと思います。集中力が切れた時は、「WebWeb探検隊」にもお世話になりました!

先生:そうか。たくさん利用してくれてありがとう。きっと動画を作ってくれている先生方も喜んでくれると思います。そういえば、崇人くんはテスト前によく「単語カード」を作って休み時間にも見ていたよね。

西田:はい。表には「自分で考えた問題文」を書き、裏に答えを書いていました。 主に社会や理科、あと英単語が多かったですが、期末テスト前には実技4教科用の単語カードを作って勉強していました。あっ、家に作ったやつが残っているので今度持ってきますね。

先生:えっ、いいの?じゃあ後輩たちに見せてあげたいから、ぜひお願い。次に、受験勉強で意識していたことは何かあるかな。

西田:受験勉強も定期テストの勉強と一緒で、長時間やるのではなく、メリハリを意識してやっていました。自分では何からやればいいのかよく分からなかったので、塾の講座の復習や添削課題を頑張りました。

西田:夏休みにあった復習の「特別選択講座」は、おろそかになっていた部分の確認ができました。9月から始まった「入試的中ゼミ」では段階的に入試を意識できました。「小論文完成講座」や「大晦日理社暗記会」「正月特訓」は正直疲れましたが、入試直前に気を引き締めることができ、モチベーションがかなり上がりました。あと「リスニング対策講座」は、他塾に通う友達からうらやましがられました。あまり他の塾ではないみたいですよ。おかげでリスニングには絶対の自信がつきました。

先生:すべての講座を頑張って受講してくれて、本当にありがとう。そういえばさっき添削課題の話をしてくれたけど、本当に崇人くんは添削課題を頑張っていたよね。

西田:はい。特に数学は苦手だったので今北先生にたくさん鍛えていただきました。以前解けなかった問題が解けるようになり、さらに確認のために、同じような形式の問題を出してくださったので、自信を持って解けるようになりました。文理学科に合格するためには「空間図形」の克服が絶対条件だったので、頑張りました。今北先生には本当に感謝しています。

先生:うんうん。直接今北先生に言ってあげて。涙を流して喜ぶと思うから(笑)。

西田:分かりました!

先生:じゃあ、高校での目標を聞かせてください。

西田:勉強では、学年トップを目指して最初から全力で頑張ります。でも、勉強だけでなく、部活で大好きなサッカーもして、文武両道を心がけます。

先生:高校選びの時に「サッカーが伸び伸びできる広いグラウンドがある学校がいい」って言っていたもんね。仲間たちといっぱい汗を流して、青春してくださいね。将来の夢を聞かせてくれるかな。

西田:僕は「会社を作りたい」です。具体的に何をしたいかというのは考えていないですが、何かに属するのではなく、自分の考えを自分の会社で、仲間たちと叶えることができたらいいなと思います。利益の半分を会社の拡大に使い、残り半分を社会貢献活動に使いたいです。

先生:ほうほう。どんな形で社会貢献をしたいのかな。

西田:本当に夢のまた夢かもしれませんが、小さくてもいいので「サッカースタジアム」を造り、そこに子どもたちを招待したいです。大好きなサッカーに、何らかの形でかかわって生きていけたら幸せだと思います。

先生:うん。崇人くんなら叶えることができると思う。だって、その話をしている今が一番生き生きしているから。微力だけど先生も、その夢の実現を応援するね。

西田:ありがとうございます。

先生:最後に、後輩たちにメッセージをお願いします。

西田:まず、苦手なことから逃げないこと。逃げても何の解決にもなりません。そしてコツコツと努力を重ねること。急に成績が上がるなんてことはないと思います。そして、そんな努力をしてきた自分自身を心から信じること。入試の時に信じることができるのは自分だけです。

先生:まさに崇人くんが体現してきたことだね。言葉に重みを感じます。本当に今日はありがとう。梅田校の高校部でもトップを目指して頑張ってね。また近況を聞かせてくれるかな。

西田:はい。頑張ります!

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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