FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『厳しさもある中で、とても充実した塾生生活を送れました。』

【教師】 永野 武(鷗州塾卒塾生)
※片寄さんが高1の時に、広島駅前本校「赤門会数学SS」を担当。
【生徒】 片寄 優理さん(山田幼稚園⇒安田小学校⇒ND清心中学・高校⇒東京大学)

【片寄さんの通塾履歴】
年長:広島駅前校「国私立小進学クラス」通塾コースに入塾。
小1・小2:広島駅前校「国私立中受験クラス」に通塾。
小3:広島駅前校「選抜Nクラス」に通塾。
小4〜小6:広島駅前校「スーパー選抜Sクラス」に通塾。
中1・中2:広島駅前校「東大・京大クラス」に通塾。
中3:広島駅前校「赤門会Jr.クラス」に通塾。
高1〜高3:広島駅前本校「赤門会英語SS」「京大・阪大英語」「赤門会数学SS」「赤門会国語」「赤門会世界史」等を受講。
2014年、東京大学[文科一類]に見事現役合格⇒進学。

先生:片寄さん、久しぶり~(笑顔)。東大生としての生活は、どうですか?

片寄:やっと大学生&一人暮らしに慣れたっていう感じです(笑)。

先生:そっかあ~。今日は、鷗州の後輩塾生たちへのアドバイスとなるお話を聞かせてね。片寄さんは、鷗州塾幼児部の年長クラスから鷗州ハイスクールの高3まで、ずっと通塾してくれたよね。

片寄:そうです。私の人生のほとんどが鷗州っていう感じです。幼児部には母の意向で入塾しました。これが私の人生を大きく決めた「鷗州との出会い」ですね。幼児部へ通塾するのがとても楽しくて、通塾日が待ち遠しかった記憶があります。先生から、楽しくためになるお話を聞いたり、お箸で豆を運ぶ訓練をしたり、ボール遊びや運動や工作など、本当に充実した時間を過ごすことができたと思います。礼儀とか集団行動とか、そういった「ちゃんと行動する人」としての基本行動やマナーを身につけることができたのも、幼児部のおかげだと思います。これらのおかげで、小学校受験も成功することができて、安田小学校へ入学しました。

先生:私立の小学校に入学しても、鷗州塾を続けたんだね。

片寄:はい。おかげですごく成長できたと思います。小1~小3の塾の授業は、勉強を「楽しいもの」だと思わせてくれるような雰囲気の授業でした。勉強というよりも、塾に行くこと自体が楽しかったです。私が勉強を好きになったのも、このころの塾のおかげだと思います。小4〜小6では、結構気合いが入りましたね~。厳しいですが、とても熱心な先生ばかりでした。塾内模試のたびに成績の発表があって、そのランキングで席順が決まっていました。子どもとはいえ、シビアな世界ですよ(笑)。でも、こういった気合いの入った雰囲気のおかげで、後方の席になってしまった時には「よし!次は頑張って前の席に行くぞ!」って思いました。優秀な生徒たちと切磋琢磨できるシビアな環境は、素晴らしいと思います。塾だからこそ可能な環境だと思います。このおかげで、第一志望のノートルダム清心中学校に合格することができました。もし塾が、生徒に優しすぎる生ぬるい環境だったら、ビシッと合格することはできなかったかもしれないと、今、思います。

先生:そうか~。塾は、勉強を頑張る意欲と向上心のある生徒が通うところなので、競争社会の中で、生徒たちは揉まれて鍛えられるのかもしれないね。私立の進学校へ入学したら、学校の進度も速くて勉強も大変だったと思うけど、塾を続けたんだね。

片寄:中高一貫校生のクラスは、私立進学校に入学した私にとって、とても重要な存在でした。中学受験を勝ち抜いた人は、みんな優秀なんです。その中でリードするには、塾で頑張っておくしかないですよ。実は私は、受験直後は気が抜けてしまい、勉強をさぼっていました。でも塾へ通うことは意識して続けていました。そのおかげで、勉強に対する意欲を消さずに済むことができました。もし通塾していなかったら、そのままダラッとしてしまって、中学校内でかなり遅れをとってしまっていたと思います。

先生:やっぱり、中学受験直後の「燃え尽き」みたいな状態って、あるんだね。でも塾を続けていたおかげで、それをうまく克服できたんだね。高校ではどうでしたか?

片寄:中高一貫校だったので、そのままノートルダム清心高校へ上がりました。塾も同じように、鷗州ハイスクールへ上がりました(笑)。

先生:ハハハ!そこで、私のクラスに入ったわけだね。

片寄:そうです。選抜テストがうまくいって「赤門会SS」に入ることができました。永野先生の授業は、毎回が「楽しいイベント」みたいなのに、いつの間にか学力がついているという、不思議な授業でした(大笑)。

先生:先生たちは、あくまでも「生徒の背中を押す」というサポート役なんです。成績を上げるのは、結局は生徒自身の気合い・忍耐力・勉強時間だと思います。片寄さんが頑張ってくれていたおかげで、先生たちはみんな、助かっていたんですよ。

片寄:ハハハ!そう言ってもらえると、何か先生たちに恩返しできた感じで、うれしいですね。

先生:結局、ず~っと高3まで鷗州に通ってくれたね。

片寄:ず~っと、楽しい塾生生活を送ることができました。「楽しい」というのは、「厳しさもある中で、とても充実していた」っていう意味です。他にもたくさん塾はありますが、鷗州は気合いが入っていたと思います。やっぱり「浪人生対象の予備校を設置していない」ところが良いと思います。この「現役合格主義」がカッコイイです。何というか、「背水の陣で逃げずにいる」っていう鷗州のスタンスが好きです。この気合いの中で、高校生として塾生生活を送るという人生経験を、ぜひ後輩の方たちにも味わってもらいたいです。私立高校であっても、受験に対する充実した環境は、塾にはかなわないと思います。東大志望者も塾には多かったし、各高校の優秀な生徒が集まってくるので、良い環境でした。

先生:13年間も鷗州に通ったことについての感想は?

片寄:「お母さん、ありがとう!」ですね(笑)。母が幼児部に私を入塾させたことに、感謝!です。私は、少しずつコツコツと積み重ねるタイプなので、継続して通塾したのが良かったと思います。おかげで、今は東大生ですよ!

先生:じゃあ今度は、東京大学に入ってからの様子を教えてください。

片寄:東大に入学してからが、また「スタート」です。ここからの努力で、次の勝負が決まると思います。やっぱり最高峰の大学だけあって、学生はみんな優秀ですし、学ぶ環境は素晴らしいと思います。入学して驚いたのが、この「スタート」の段階で、レベルがすごく高い人が多いということです。自分よりも優秀な人が周りにたくさんいるので、とても向上心が湧きます。

先生:長く通塾して受験勉強を頑張ったおかげで、素晴らしい環境に身を置くことができたわけだね。大学では、どんなことを学んだり研究したりしたいですか?

片寄:文科一類なので、メインは法学部の内容です。その影響もあって、法律にとても興味があります。特に、女性の社会的地位向上・雇用均等など、女性が能力を発揮できる環境整備に尽力してみたいと思っています。自分の能力を最大限に発揮して、女性がより良く活躍できる社会を作ってみたいです。私自身も優秀な官僚や弁護士になって、女性の活躍を自分自身で示したいと思います。

先生:素晴らしい!これからの日本をより良い国にしていくためにも、片寄さんのような考え・取り組みは、とても重要だと思います。このような鷗州の卒塾生がいることを、先生たちはとても誇りに思います。片寄さんなら、必ず大きなことを成し遂げられると思います。これから先、大変なこともたくさんあると思いますが、鷗州で頑張った時期の「根性」を思い出して、乗り越えてください。先生たちはいつも、ずっと応援していますよ。今日はたくさんお話してくれてありがとう~。

片寄:こちらこそ、お話をすることで、いろいろと思い出すことができて楽しかったです。あ、ところで私、フルーツパーラーのウェイトレスのバイト始めたんですよ(笑)。

先生:そうなんだ~。社会に出て稼ぐ第一歩だね~。片寄さんなら絶対大丈夫だとは思うけど、勉学と仕事と健康の両立、頑張ってね。

片寄:ありがとうございます!東京に来られた際は、ぜひお店へ来てください!

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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