FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『鷗州は、僕の生活の中に自然にある存在でした』

『鷗州は、僕の生活の中に自然にある存在でした』
【教師】 永野 武(鷗州塾卒塾生)
※現在、鷗州ハイスクール広島駅前本校で高校生の数学を担当。久保井くんが高1の時に、広島駅前本校で数学を担当。
【生徒】 久保井 博史くん

【久保井くんの通塾履歴】
小6:安古市校に入塾
中1~中3:広島駅前校に通塾
2008年、広大附属高校に見事合格!⇒進学
高1〜高3:広島駅前本校に通塾
2011年、慶應義塾大学理工学部に見事現役合格!⇒ 2013年現在、大学3年生。

先生:よっ!慶應ボーイ!さあ、今日は鷗州の先生&生徒の立場でインタビューをするけど、お互い慶應の先輩&後輩の立場でもあるわけだから、緊張せずにざっくばらんにいきましょうか。さて、久保井くんは7年間も鷗州に通ってくれたね。

久保井:そうです。最初は自宅近くの鷗州塾安古市校の小6「本科クラス(現在のWINクラス)」でした。その当時は、中学受験を意識していませんでした。しかし、中学に進学する時に、「高校受験は頑張ろう!」と一念発起し、鷗州塾中学部の選抜テストを受験しました。気合いが入っていたおかげで、鷗州塾広島駅前校の最上位の「特進クラス」に入ることができました。

先生:お~!それからは勉強しまくり?

久保井:勉強も頑張りましたが、野球部で青春しました(笑)。中1~高2の5年間、野球部でした。正直、ヘトヘトになりながら、学校・部活・塾を両立させていました。今考えると、よくやっていたなと思います。

先生:では、まず高校受験について教えてください。そのハードな生活を送りながらも、第一志望の広大附属高校に合格した秘訣を教えてくれますか?

久保井:ポイントは、「時間」そして「塾の存在」ですね。まず「時間」についてですが、受験学年でなくても、ちゃんと1日のスケジュールを立てて生活していました。○時~○時は勉強する、△時~△時は気分転換をする、等です。要はメリハリです。例えば、部活が長引いて帰宅が遅くなった場合は、そのスケジュールを後ろへずらして、勉強時間は予定通りにきちんと確保していました。「何か都合があったから今日は勉強しない」という言い訳の気持ちは、絶対に持たないようにしていました。次に重要だったのが、「塾の存在」です。別に、これはOSHU PRESSのインタビューだからこんなことを言っているのではありません。僕の生活の中で、鷗州は「自然にそこにある存在」でした。朝起きて、学校へ行き、部活をして、鷗州へ通う。これが当たり前の生活スタイルでした。何ら特別なことではなく、これが僕自身の普通の生活でした。

先生:ほお~。鷗州が生活の中に自然に存在したわけだね。

久保井:そうです。僕が広大附属高校に合格できたのも、普通に通塾していたら、鷗州が僕を無理なく合格に導いてくれたという感じです。僕は通信教育もせず、とにかく鷗州一本で勉強しました。塾へ休まずに通い、真剣に授業を聞き、きちんと宿題·復習をして、塾のテキストを完璧に仕上げる。これがすべてです。

先生:塾一本で合格するわけだね。それで十分だと。

久保井:…というか、正直、鷗州の授業・宿題・復習・模試に完璧に取り組んだら、かなりの勉強量になるので、他の勉強に手をつける時間なんてありませんよ。まあ、やむを得ず塾一本になったというのが正しいですね(笑)。鷗州の先生はみんな熱心で、いつも相談に乗ってくれました。おかげで勉強のペースを乱さずに過ごし、きちんと第一志望の高校に合格できました。本当にお世話になりました。

先生:では、次に高校生活と大学受験について。高校時代も、やっぱり同じように鷗州が生活の中に普通に存在していたわけだね。

久保井:そうです。もう、「鷗州依存症」ですよ(笑)。そもそも、学校の進度は完全に文部科学省の指導要領進度に沿っていたので、これでは大学受験には間に合いません。私立の進学校の友人と比べたら、大体1年くらい遅かったです。これを挽回するためには、塾で学ぶ以外にありません。つまり、高校に入ったら、より一層鷗州が必要不可欠な存在になったわけです。

先生:学校・部活・塾の両立は、中学時代よりも高校時代のほうが大変だった?

久保井:う~ん。やっぱり高校時代のほうが学校も忙しい上、部活も厳しく、塾での勉強内容も増えたので、大変だったと思います。でも、楽しく過ごせました。中学時代からずっと鷗州へ通塾していたので、両立のペースがすでにでき上がっていたのが良かったのだと思います。高1の時は永野先生のクラスで、先生のおかげで数学を根本原理から楽しく理解することができました。一見、数式ばかりで難しそうな分野でも、授業で楽しく教えてもらうと、いつの間にか身についています。あれは不思議でした…。難関大学入試の問題でもクリアできる基礎固めができていました。全体的に、鷗州の先生たちは面白い人が多いですよね(笑)。

先生:そうだね~。難しい分野は特に、“最初のとっかかり”が大事です。興味を持って挑戦することができるように、鷗州の教材も工夫されているからね。

久保井:今、慶應義塾大学に通っていますが、やっぱり頑張って首都圏の難関大学に入学して良かったと思います。ちょっとした学内イベントでも、大臣クラスの政治家や大企業創立者がいらっしゃいます。テレビのニュース番組で慶應の教授が解説者として多く出ていますが、実際にその人たちが教室で、僕の目の前で講義をしてくれるんです。大学の創立記念日には天皇陛下が来られたこともあるそうですし、もう何と言うか、学生生活のクオリティがすごいですね。

先生:ハハハハ。でも、結局は大学名よりも自分が勝負だよ。頭脳を鍛えて、社会経験を積み、たくさん考えて、立派な社会人になってください。そのために、大学で得た人脈·経験を使うのは、とても良い手段だと思います。

久保井:そうそう。それなんです!ハイレベルな環境で、ハイレベルな人脈ができます。今、普通に生活していたら絶対に得られないようなすごい人脈がどんどんできています。

先生:確かに、社会人になったらその業界内だけに人脈が偏りがちだけれど、大学時代ならいろんな分野の人とつながることができるね。

久保井:慶應には三田会(みたかい)という同窓会組織があって、日本一強力な同窓会だと思います。大企業・研究機関・国会議員・マスコミなどにつながっていて、就職や創業の際に、「慶應閥」としてその力を感じることができます。実際に、大学在学中にベンチャー企業を創業して、今、社長として活躍している友人も何人かいますが、みんな、同窓会の人脈を使って成功しているようです。あと、さっき言ったように、テレビに慶應の教授が頻繁に出てくるのも、同窓会の人脈の力だと思いますよ。この環境で就職活動をすれば、かなりのアドバンテージを持って活動することになるんだと思います。ちなみに、東大・早稲田・慶應は、ことあるごとにいつも比較されます。派閥でいうと、東大は官僚に、早稲田は政界に、慶應は財界に強いというイメージがありますね…。

先生:優秀な若者たちが頑張って、この日本を元気良くする原動力になってほしいね〜。大学での勉強内容も充実している?

久保井:理工学部での研究内容は、世界に通用するトップレベルの内容ですし、そのための教材や設備が十分整っています。毎日が刺激的で、どんどん視野が広がります。僕は、広島にいる時は「東京」を向いて物を考えていましたが、東京に来ると、みんな「世界」を見て物を考えています。大学入学前とは比べものにならないぐらい、今は、大きな規模で物事を捉えることができるようになりました。

先生:さて最後に、今鷗州で頑張って勉強している後輩たちへアドバイスを!

久保井:さっきの体験談と同じになりますが、「時間の管理」と「塾を生活の一部にしてしまう」ことですね。塾生の皆さんにとって、同学年なら入試まで残された時間はみんな同じ。つまりその時間をいかに管理できるかが勝負です。そして、せっかくの中学・高校という青春時代ですから、部活や生徒会や学校行事も頑張ってほしいです。そのためには塾へ通い続けて、怠けないように学習ペースを固めてしまうことが大切です。塾を生活スケジュールの中に組み込んでしまい、それを崩さないようにしてほしいです。僕はそろそろ、大学院進学や就職を考える時期です。先生、また相談に乗ってください!

先生:OK!まだまだ久保井くんも「可愛い生徒」だね。私から卒業できるのはいつになることやら(笑)。

赤門会のクリスマス授業にて

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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