FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『やりたいことや好きなことは何なのかを考える時間を大切にしてください』

『やりたいことや好きなことは何なのかを考える時間を大切にしてください』
【教師】 吉田 裕美(鷗州塾五日市校出身)
※現在、緑井校・WIN緑井校で小中学生の文系科目を担当。松本さんが中2の時に、文系科目を指導。
【生徒】 松本 瑠衣さん

【松本さんの通塾履歴】
中1〜中3:鷗州塾安古市校に通塾。広大附属高校に見事合格!⇒ 進学
高1〜高3:鷗州ハイスクール広島駅前本校に通塾。
2012年、中央大学文学部人文社会学科に見事現役合格!⇒ 進学。現在1年生。

先生:やぁ元気?今日は塾の後輩たちに、大学生の先輩のお話を聞かせてあげて!

松本:先生のためなら喜んで(笑)!

先生:ありがとう。でも、その前にお誕生日おめでとう♪ついに10代最後の年だね!ご馳走でお祝いさせて!お誕生日は、友達とかにもお祝いしてもらったの?

松本:遊園地のバイトで知り合った仲間に祝ってもらいました!その友達の中には、何と広島出身の人が4人もいたんですよ~。すごい偶然!

先生:それはすごいね!大学生活を満喫してるみたいだね~。ところで、勉強のほうはどうなのさ。瑠衣ちゃんは今、中央大学でどんなことを勉強しているの?

中央大学のキャンパスにて

松本:今はまだ、社会学の基礎を学んでいます。ついこの間、授業でフリーターの現状について発表しました。

先生:へ~!面白そうだね。社会学って難しそうだけど、楽しい?

松本:入学する前に想像していたのよりずっと難しくて、確かに大変ですが、興味のあることだから、楽しいです!

先生:社会学は研究することが幅広いよね。瑠衣ちゃんは、どんなことを研究したいの?

松本:吉田先生に関係することですが、30代女性の婚活について取り扱ってみたいですね。

先生:「30代」は余計だね(笑)!

松本:ちなみに、「婚活」という言葉を作ったのは、中央大学の社会学専攻の先生なんですよ。その先生の影響で、中央大学の人文社会学科に入ったという学生も多いんですよ。

先生:へ~、そんなすごい先生に教わっているんだね。婚活という言葉は、初めは流行語だったけど、今ではすっかり定着したよね!ところで瑠衣ちゃんは、なぜ中央大学の人文社会学科に進んだの??

松本:私は、高校生の時にマスコミに興味があって、それについて学べる社会学科を目指していました。中央大学の人文社会学科は、2年生になるとメディア論などの授業があって、専門的だと思ったんです。また、中央大学にはFLP(ファカルティリンケージ・プログラム)というものがあり、学部を超えて授業を受けることができるんです。そのプログラムで受けられる授業の中に、「ジャーナリズム」というものがあり、それにも興味がありました。実際に履修するには、書類選考や面接などに合格しないといけないんです。いろいろ考えたんですが、他の学問にまったく興味がわかなかったんですよね(笑)。最終的に、私の将来には社会学が役立つ気がして選びました。

先生:へlぇ〜、そうなんだ!じゃあ将来は、マスコミ関係の仕事に就きたいの?

松本:受験前はそうでしたが、受験が終わってから鷗州の先生と話をしている時に、おもちゃの企画開発の仕事の話が出て、それからその仕事が夢になりました。今は、社会学を学び、物事を広く捉える思考力を身につけて、それがおもちゃ開発のひらめきにつながればいいなと思っています。

先生:魅力的な商品の開発をするためには、まず人間というものを知らなければいけないから、社会学はきっと役に立つね!

松本:はい!ところで先生、私、大学でラグビーサークルのマネージャーになったんですよ!ラグビーのルールもまったく知らないし、興味もなかったんですが、あえて何にも知らない世界に飛び込んでみようと思って入りました!

ラグビーサークルの皆さんと

先生:わぁ~。瑠衣ちゃんらしい~(笑)。中央大学といえば、箱根駅伝の常連校だけど、やっぱり体育会系のサークルが盛んなの?

松本:サークルより活発で盛んな体育連盟というものがあります。知らない世界というだけなら、別にラグビーじゃなくても良かったんですが、先輩の勧誘があったのも何かの縁かなぁと思って、ラグビーに決めました。

先生:そういうところが、瑠衣ちゃんらしい!人との縁を大切にするよね。私との関係もこうしてつないでくれているし、鷗州の先生に影響されて夢を広げたり、先輩との出会いから知らない世界に飛び込んでみたり…。瑠衣ちゃんのそういうところ、すてきだよね。

松本:褒めますね~(笑)。私、いろんな人と接するのが好きなんです。

先生:人が好きというのは、社会学にもってこいの性格だね。その他、社会学にはどんな人が向いているかな?

吉田先生からのメッセージ

松本:哲学的な考えを持っている人とか、本をたくさん読んで、いろんなことに興味を持っている人とかですね。本をあまり読んでいない人は、初めはちんぷんかんぷんかも(笑)。

先生:では最後に、大学生の先輩から、今から大学受験を迎える後輩たちへのアドバイスはある?

松本:将来自分は何になりたいのか、大学に入ってから考えるのではなくて、入る前から将来の夢があるほうが良いと思います。そうでないと、何のために勉強しているかが分からなくな
ってきます。私も高校までは、大学に入るためと思って勉強してきたけど、大学での勉強は、夢に近づくためにしてるんだって思えるんです。だから、大変でもやる気が出ます。後輩の皆さんには、今のうちから勉強だけでなく、自分のやりたいことや好きなことは何なのかということを考える時間も大切にしてほしいです。

先生:将来のことは、中高生のうちからいろいろと考えることが大切なんだね。後輩に素晴らしいアドバイスをありがとう!今度広島に戻ってきたら、またランチしようね!連絡してね!

松本:連絡するする~♪ご馳走してね~♪♪

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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