FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『大変でもやりがいのある仕事ができることが本当の幸せだと思います』

【教師】 河村 賢
※現在、広島駅前本校・呉校・西新校・AICJ高校で、高校生の「物理」の授業を担当。宮内くんが高2・高3時に広島駅前本校で「物理」を指導。
【生徒】 宮内 俊介くん

【宮内くんの通塾履歴】
小4〜小6:鷗州塾宮内校に通塾。広島学院中学に見事合格!⇒ 進学
中1:鷗州塾広島駅前校に通塾。⇒4月末に退塾。
高2:鷗州ハイスクール広島駅前本校に復塾。
高3:鷗州ハイスクール広島駅前本校に通塾。広島大学医学部医学科に見事現役合格!
大学1年生~4年生:広島駅前本校の医学部チューターとして勤務。
現在、広島大学医学部医学科6年生。2013年春から広島大学病院で研修医として勤務予定。

先生:牡蠣の白ワイン蒸しできたよ。

宮内:おいしそうですね。いただいていいですか。

先生:どうぞどうぞ。ようやく卒業試験も終わったみたいだね。

宮内:そうですね、少し気は楽になりましたが、医師国家試験が残っているので、まだまだ勉強中です。6年生のこの時期は、大学での授業がないので家にいても良いのですが、僕は毎朝9時には大学の図書館に行き、そこにずっとこもって勉強しています。医学部の友達同士で勉強会をすることもあり、高3で大学受験に向けて勉強していた時よりもたくさん勉強しています。

先生:宮内くんは、高3時にとても真面目に勉強していたけど、その時より多いとはすごいね。ところで宮内くんは、いつごろから医学部を目指そうと思ったの?

マイクロサージェリー(顕微鏡を使用して行う手術)の勉強中

宮内:高2に上がったころですかね。給料をもらうために働き、かつ人に感謝される仕事に就きたかったので、医者か弁護士を考えていました。そして、人の命を助けることに、よりやりがいを見い出せそうということから、医者の道を選択しました。

先生:高2といえば、復塾したのもそのころだね。

宮内:医者になろうと決めたものの、国立大医学部医学科はどこもかなり難しく、学校の勉強だけでは不安だったので、すぐに鷗州ハイスクールに通うことにしました。

先生:なぜ鷗州ハイスクールを選んだの?

宮内:他にも塾や予備校はあったのですが、やはり小学生の時に鷗州塾に通って、その時の授業がとても役に立ったので、大学受験でも間違いないだろうと思い、鷗州ハイスクールを選びました。

先生:それでどうだった?

宮内:僕の通っていた広島学院高校は、学校の授業進度がかなり速いので、塾の授業で習う単元が高校で既に習った内容ということもありました。しかし、そんな単元でも、塾の授業は本当に受験に出る大事なポイントが絞り込んであったので、頭の中できちんと整理ができ、どちらかというと苦手だった理系科目が一気に得意科目になりました。その時教えてもらった先生方には、とても感謝しています。本当に鷗州ハイスクールを選んで大正解でした。

先生:そう言ってもらえるとうれしいね。塾では学校より短い時間できちんと効果を出す必要があり、受験に必要かつ十分な知識を生徒さんに得てもらうために、授業だけでなく教材作りもしっかりとやっているからね。他に、鷗州で良かったということはある?

宮内:塾の授業も当然良かったのですが、それ以外では自習室が最高の学習空間でした。集中してずっと勉強できたのが良かったです。高3時には、自宅にいる時間より自習室にいる時間のほうが長かったと思います。

先生:大学進学後も、チューター(受験勉強をする塾生にアドバイスをしたり、相談に乗ったりする大学生)として鷗州ハイスクールを手伝ってくれたよね。

宮内:はい、大学に進学してから4年間チューターをやらせていただいたのですが、学習相談だけでなく、恋の悩みの相談などもあり、結構大変でした。ですが、彼らが志望校に合格した時には、自分のことのようにうれしかったです。また、そのうちの何人かは広大医学部の後輩になり、キャンパスで会うと声をかけてくれます。

先生:自分がかかわった人が幸せになり、さらに感謝されるというのは、医者という仕事にも通じるところがあるよね。それじゃあ次は、大学での宮内くんの学生生活の様子を教えてください。

宮内:医学部は、特に4年生以降、勉強中心の生活になりますね。試験も頻繁にあります。医療技術は日々進歩しているので、学ぶことが毎年増えていき大変ですが、医者として必要な知識を習得するためなので、勉強漬けの生活でも、まったくつらくないですよ。でも、たまには大学の先生・友達と飲み会をしたり、スノーボードや草野球をしたりします。また、東北の陸前高田市にボランティアに行ったりもしました。他の大学との懇親会なんかもありますよ。

陸前高田市にて

先生:他の大学って、女子大??それって合コンじゃ…(笑)。

宮内:とりあえず、懇親会ということで(笑)。

先生:それじゃそういうことで(笑)。高3時の超真面目な宮内くんの印象がずいぶん変わってしまったなぁ(苦笑)。そういえば2013年4月から広島大学病院で研修をするって聞いたけど、可愛い女性の看護師さんが多いからとかいう理由で選んだんじゃないの!?

宮内:(笑)、その理由も少しはありますが、それより大学病院はいろいろな科があり、そのそれぞれに広島県トップレベルのスタッフがそろっているので、研修期間中に得られるものが多く、将来の自分のスキルアップにつながるだろうと考えて決めました。

先生:本音と建前の使い方がうまいね(笑)。でも、志がしっかりしているので、きっと良い医者になれるね。将来は、どんな医者になりたいの?

宮内:内科では、最終的な治療を外科に任せざるを得ないことも多いのですが、外科だと直接自分の手で患者さんを治すことが多いです。そういったところに自分のやりがいを感じられそうなので、外科、それも心臓外科を第一志望として考えています。外科は手術が長時間にわたるなど大変ですが、患者さんの幸せのためならなんでもできそうです。

臨床実習にて

先生:素晴らしい!では最後に、後輩たちへ一言お願いします。

宮内:人によって志望はさまざまだと思いますが、大変でもやりがいのある仕事ができることが、本当の幸せだと思います。そのために、自分の努力と鷗州ハイスクールの先生の教えを信じて、ぜひ志望校合格を勝ち取ってください。

先生:今日は本当にありがとう。女子大との懇親会じゃないけど、また飲みに行きましょう。

宮内:はい、こちらこそよろしくお願いします!

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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