FOR GRADUATES

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INTERVIEW

『“やるからには必死にやる”という思いが、合格につながります』

『“やるからには必死にやる”という思いが、合格につながります』
【教師】 名越 信貴
※現在、鷗州塾岩国校・進学ゼミWIN南岩国校・大竹校・宮内校で、小中学生の文系科目を担当。
【生徒】 髙﨑 文彰くん

【髙﨑くんの通塾履歴】
中2:鷗州塾広島駅前校の夏期講習会に参加。
中3:鷗州塾岩国校に入塾。
岩国高校に合格!⇒進学。}
高1~高3:鷗州ハイスクール岩国校に通塾。
九州大学工学部機械航空工学科に見事現役合格!⇒進学。
九州大学大学院に進学し、燃料電池自動車を研究。
トヨタ自動車株式会社に、エンジニアとして就職。

先生:おー久しぶり!去年の11月以来だね。

髙﨑:そうですね。あの時は、偶然鷗州塾岩国校に営業に行ったんでしたよね。トヨタで自動車の設計にかかわる部署に配属されたのですが、地元に戻って営業研修があり、懐かしくなって岩国校に行ったら、先生がいたんです。

先生:そうよね。先生も偶然岩国校に行っていて、10年ぶりの再会で、うれしかったし、びっくりしたよ。でも、当時の面影があってすぐに分かったよ。今日もせっかくのゴールデンウィークに、後輩たちのためにわざわざありがとう。いろいろと話を聞かせてね。トヨタに勤めていると言ったけど、具体的には何をしているの?

髙﨑:静岡県のトヨタ自動車東富士工場で、2015年発売予定の、燃料電池を使った車の設計業務に携わっています。僕の役目は、お客様に車を末永く使っていただけるように、車の耐久性向上のための技術を開発し、設計に生かすことです。どんな設計にしたら耐久性のある車ができ上がるのか、ミーティングで確認し、仮説を立て、実験で検証し、設計に生かす。つまり、PDCAサイクル(Plan:計画→Do:実行→Check:評価→Act:改善)を回すことがメイン業務となります。

先生:すごいねぇ。世界中で有名なトヨタ自動車で燃料電池を使った車の設計に携わるなんて、本当にすごいことだよね。

髙﨑:そうですね。トヨタの中でも人気のある部だし、社会的にも注目されている分野なので、ここで仕事ができることがとてもうれしいです。

先生:カッコイイねぇ!確か、大学でもこの分野の勉強をしていたんだよね。

髙﨑:はい。実は、鷗州の化学の先生(現在、AICJで教鞭をとられている大原 智先生)から燃料電池について教えてもらい、興味を持ったのがきっかけです。そして、大学は九州大学工学部の機械航空工学科に進み、その後、大学院でも燃料電池自動車の研究をしていました。

先生:そうなんだ。鷗州の先生が、少なからず髙﨑くんの人生に影響を与えているんだね。生徒の将来に影響を与えるなんて、大変誇りに思うし、責任を感じるよ。でも、九州大学に入るのは、そんなに簡単ではないよね。高校でも、勉強を相当頑張ったんだね。高校時代は、どんな風に過ごしていたの?

髙﨑:普通に朝学校へ行き、放課後は部活に励み、その後電車で岩国校に通っていました。僕は、山賊(山賊むすびや山賊焼で有名な、山の中にある民芸調のお店)などがある山口県の玖珂に住んでいたので、午後10時近くまで授業を受け、家に帰るのは午後11時ごろになっていました。勉強に部活にと忙しく、しんどい思いをしていましたが、成果が出るのがうれしくて、頑張っていました。

先生:本当に遠いところ、そしてクラブで疲れているところ、頑張っていたんだね。髙﨑くんがいつも友達と2人で明るく元気に通っていたのをよく覚えているよ。特に、「こんにちは」「ありがとうございました」と礼儀正しく挨拶してくれていた姿は、未だに記憶に残っているよ。それで、鷗州塾はどうだった?

髙﨑:中2の時に、初めて通いました。夏期の講座を受けるために、新岩国駅から新幹線に乗って、広島駅前校に通ったのが最初です。そこで、自分より頑張っている人がたくさんいることを知り、とても刺激になりました。時間と距離の関係で、中2の時は夏期の講座しか受けられなかったのですが、中3になった時に、本気で受験勉強しようと思い、岩国校に入りました。授業は毎回しっかり受け、授業のない日も毎日自習をしていました。その後、高校生になっても、引き続き鷗州ハイスクールで頑張りました。

先生:わざわざ新幹線で塾に通うなんて、やる気が違うね!先生は中3の時に担当させてもらったんだけど、まじめにコツコツ頑張っていたよね。納得のいくまで勉強をやり抜いていたよ。高校の合格発表の前は、先生も不安な気持ちだったけど、岩国高校に合格し、わざわざ「髙﨑です!合格しました!」と連絡をくれた時は、とても感動したのを今でも覚えているよ。そして、引き続き鷗州ハイスクールに通うと言ってくれて、大学入試でも力を貸すことができると思いました。では、九州大学を意識し始めたのはいつごろかな。

髙﨑:高2のころです。飛行機や自動車に興味があったて、燃料電池を研究している大学を探したところ、九州大学が見つかりました。最初はE判定ばかりで、あきらめようかと思いましたが、中学の時と同じように、毎日授業と自習を頑張り、高3ではA判定が取れるようになりました。

先生:よく頑張ったんだね。先生の高校時代の何千倍、いや何億倍も頑張っていると思うよ。髙﨑くんのように強い信念を持ち、そして本当に夢をかなえる生徒を担当することができて、本当にうれしいです。これからのトヨタ自動車を担っていく1人だね。では最後に、後輩塾生たちにメッセージをお願いできるかな?

髙﨑:はい。まず、勉強にしろ部活にしろ、やっていることはすべて全力で取り組んでください。僕は、1日1日の計画をしっかり立て、必ずその通りに勉強を進め、分からないところは残さないという方法を大学合格まで繰り返していました。特に、学校の定期テストの時などは、計画を立てることが何より大切だと思っていました。まずは1日のタスク(=細かい計画)を決めて、それを実行していくのですが、スケジュールを決めるだけで終わらないよう、スケジュールを壁に貼って、実行したタスクを線で消していくようにしていました。このように、1日1日を大切にし、「やるからには必死にやる」という思いが、志望校合格につながると思います。それと、体調管理は大切です。勉強にも支障が出ます。自分の場合、大学入試の当日に38℃の高熱が出て、もうろうとしながら試験を受けました。皆さんはそんなことにならないよう、気をつけてください。また、勉強の合間には、気分転換も必要です。僕は、小さいころから習っていたピアノを弾いて、心を落ち着かせていました。でも、どうにも集中力が続かない時は、きっぱりあきらめて寝て、朝早く起きて勉強をするようにしていました。しっかり眠れるよう、寝る前にランニングもしていました。皆さんも自分に合った勉強方法を見つけて、あきらめずに頑張ってください!

先生:必ず伝えておくよ。後輩塾生たちが、髙﨑くんのように夢をかなえることができるように、先生たちはこれからも後輩塾生を指導していくので、髙﨑くんもトヨタで頑張ってください!

髙﨑:はい。頑張ります。あっ、最後に。トヨタの車、買ってくださいね(笑顔)!

2人:笑顔・笑顔・笑顔

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