AICグループ(以下当グループ)は、COVID-19の世界的な感染拡大の状況から、2023年6月にAuckland International Collegeを閉校し、当グループの教育実践の拠点をニュージーランドから日本に移すことで、より安心・安全な環境で高いレベルのグローバル初等中等教育を提供します。
当グループは、子どもたちに、「グローバル人材として活躍するため、世界の名門大学に進学してもらいたい」との思いから、2003年にニュージーランドのオークランド市に国際バカロレアディプロマ(IBDP)認定校「Auckland International College(以下 AIC)」を開校しました。
同時に、日本人留学生をはじめとする「英語を母語としない生徒」が、英語での学びに円滑に取り組めるようにすることを目的に、独自の「Pre-IB プログラム」を開発・導入しました。これらの取り組みが実を結び、AICは海外大学進学者数において高い実績をあげる学校となりました。
AICのノウハウは、2006年に広島に開校した「学校法人 AICJ鷗州学園 AICJ中学・高等学校」に引き継がれ、日本国内でも高い実績をあげるようになりました。さらに初等教育にも取り組むべく、2021年には「AIC World College初等部(以下 AICWC初等部)」広島校を開校、2022年には京都校を開校します。
そのような当グループの取り組みの中、2020年に突如世界を襲ったCOVID-19が、「留学生がニュージーランドで学ぶ」ことを極めて困難にしてしまいました。
当グループにおいても、ニュージーランド国内外の感染状況の推移、国境封鎖や国内のロックダウンなどニュージーランド政府の対応などを考慮した上で検討を重ねてまいりました。その結果、留学生が大半のAICでは、生徒の教育環境を継続的に確保することが極めて困難であると判断し、また日本国内においてAICと同等以上のグローバル教育を実践できる環境が整いつつあることから、「現在 IBDP履修中の最終学年の修了(2023年6月)をもってAICを閉校する」ことを決断いたしました。AICの各種証明の発行等、在籍生、卒業生へのサポートはAICグループが引き継いでまいります。
ニュージーランドのAICはひとつの役割を終えますが、今後は、「AICJ中学・高等学校」「AICWC初等部」が、その理念や培ってきた世界の名門大学への進学指導、およびIBの指導運営ノウハウを引き継ぎます。
これからも AICグループの理念に賛同いただいている皆さまのご期待に添えるよう努力してまいります。
引き続きご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社 AIC エデュケーション 広報課
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