帰国生入試【上智大学:就学経験者入試 編】
上智大学には帰国生入試という文言の入試方式はなく、同じ意味合いの入試として【就学経験者入試】という方式が設置をされています。国際教養学部を除く学部、学科で募集をしており、入学時期は4月のみとなっています。詳細は以下の公式ホームページより確認することができます。
海外就学経験者(帰国生)入学試験https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/kikoku.html
Contents
●ポイントその①:外国語検定試験
学部によって求められる英語資格は異なりますが、英語系の学部であればTOEFL iBT®試験やIELTS試験で出願すると当日の試験対策にもなり、良い結果を得られる可能性が高くなります。外国語の検定試験はでは出願条件以上のスコアを取得することで、ほかの人よりも頭1つ上に出ることができ、合格を引き寄せるポイントとなります。
●ポイントその②:出願書類
特に合否を左右する書類として志望理由書(800字以内)の提出が求められます。志望理由書は将来就きたい職業、その職業での目標、その夢に至るまでのきっかけや経験を踏まえて、上智大学に進学をしたい理由を書く必要があります。書類を作成するうえで必要になるのは自己分析、大学リサーチなどを行い、書類に落とし込むことができるかです。公式な書類ですので、ある程度の高校生らしさは残しつつ、アカデミックな日本語力を養う必要があります。
●ポイントその③:当日の試験
就学経験者入試の試験は学部によって異なりますが、専門的な物事についての設問に答えていく方式でも小論文方式であっても専門的な知識を得ていることがポイントとなります。出願書類の対策と重なる部分がありますが、いかに自分の進みたい道(学部)に対して気持ちがあるかは、ニュースを見たり、本を読んだり、図書館に籠って研究をしたりと一定の作業が必要となります。それができれば、感想文ではない、論じるという小論文の書き方を学ぶことで、立派な文章が書けるようになったり、設問に対して答えを導くことができるようになります。加えて面接試験は志望理由書の内容を確認することがほとんですので、ご自身で書いた志望理由書を完璧に頭に入れて、練習を重ねた上で当日に挑むことが重要になります。
多様化する大学受験において、大学によっては国内生向け、帰国生向けと分けない大学も増えてきています。大事なのは情報をいち早く得たり、専門機関を頼って対策を行うことです。
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