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入試英語

2021.05.25

「自由英作文」入試を採用する大学が増加傾向!?最新入試動向

入試の傾向について

 日本の大学入試も、海外の大学入試に似せてか、国公立大学の多くと、上位私立大学で「自由英作文」が出題される傾向が強くなってきています。自由英作文とは、前もって問題に用意された日本語を英語にするのではなく、テーマに対して既定の語数以内で、自分で意見を決め、根拠を提示していく英作文です。2019年2月に行われた国公立大学、私立大学の中から一部紹介します。

2019年2月の各大学試験問題

◎ 東京大学

「私たちは言葉を操っているのか。それとも、言葉に操られているのか。あなたの意見を60~80語の英語で述べよ。」

◎ 京都大学

「大学生の吉田さんが海外の大学へ留学しようとしている。吉田さんになったつもりで、担当者に奨学金についての問い合わせをする丁寧な文章を英語で作成しなさい。」

◎ 大阪大学

「現代は、現金をほとんど使わず、クレジットカードや電子マネーで決済ができるキャッシュレス社会になりつつあります。こうした社会にはどのような利点、あるいは問題点があると思いますか。70語程度の英文で述べなさい。

◎ 一橋大学

Explain the differences between a friend and an acquaintance.

◎ 早稲田大学国際教養学部

“Wearing a protective helmet while cycling should be made compulsory in Japan for both children and adults.” Write a paragraph IN ENGLISH explaining whether you agree or disagree with this statement. (You may also express an opinion partly agreeing and partly disagreeing.) You should offer at least one reason and/or example to support your view.

 採点基準に関しても、文法や単語の使い方、表現力の適切さを問う「文法・構造点」だけでなく、テーマに対する自分の意見が明確に示されているか、関連した根拠をきちんと展開できているかを問う「内容点」が含まれていると言われています。入試で扱われているテーマも『環境問題』『ITやAI』『自己体験』『社会問題』『教育問題』など多岐にわたります。今までのいわゆる「答えが1つしかない」問題から10分~15分程度の短い時間で自分の意見をまとめ、論理的な英文で説明していく「自由英作文」は今後も入試の柱の1つになりそうです。

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