帰国生入試【上智大学:国際教養学部 書類選考入試 編】
上智大学の国際教養学部には国内の高校に通っている生徒のみが受験できる公募制推薦入試と国内外問わず一定の条件を満たせば誰でも受験ができる書類選考入試の2つが設置されています。書類選考入試の概要は以下から確認ができます。
国際教養学部 書類選考入試
https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/fla/2021.html
Contents
●ポイントその①:英語資格
国際教養学部を書類選考入試で受験する場合、TOEFL iBT®試験やIELTSのスコアの提出が求められます。書類のみでの選考となりますので、当然、英語資格試験のスコアが高ければ高いほど有利にはなりますが、合格するためのスコアとしてはTOEFL iBT®試験であれば100点以上、IELTSであれば7.5以上は取得したいところです。
また英語資格とは別に【SAT】【ACT】【IB Diploma】【GCE A-levels 3科目】などの提出も求められます。例えば、SATであれば1,600満点中1,300点以上を越えるスコアを取得できれば合格の確率は一気に上がります。SATで必要な科目は英語と数学ですが、特に数学は日本の中学校~高校2年生レベルの問題であることがほとんどですので、英語と並行して対策をする必要があります。
●ポイントその②:出願書類
国際教養学部の出願書類の中には500wordsの志望理由書が含まれています。この短い時数の中で、将来就きたい職業、職業での目標、それに至るまでの経験やきっかけ、そして上智大学国際教養学部でないといけない理由を書く必要があります。英語資格同様に他の人よりも1つ頭が出るような書類を書く必要があり、ほかの人と同じような文章ではなくご自身のオリジナルである必要があります。また、2通の推薦書が必要となりますが、ご自身について2方向からの視点で推薦してくれる人に書いていただくことをお勧めします。
●ポイントその③:合格のポイント
合格のポイントはまずは高校での評定、英語資格やSATなどのスコアでより高いスコアを取ることです。ただ、どれかが悪くても他で挽回できれば合格のチャンスはあります。これらに50wordsの志望理由書が加わることで合否が決まるわけですが、ポイントその②でも書いた通り、自己分析、大学リサーチ、そしてそれを文章に落とし込む技術が必要とされます。また推薦書を書いていただく人もしっかり選定をすることが必要です。ご自身のどんな所をアピールしてほしいのかをしっかりと整理してお伝えすることが必要です。
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