ダブルディグリープログラムのある国立大学【東海編】
東海地方の国立大学で、日本の大学と海外の大学、2つの大学の学位や修士を同時に取得できるダブル・ディグリー・プログラム(DDP・共同学位制度・複数学位制度)を行っている大学を紹介します。ただし、この情報は2021年時点でのものです。ダブル・ディグリー・プログラムを採用し始めている大学はますます増えていますので、各大学のHPで最新情報をご確認ください。
≪DDPプログラムのある国立大学~東海編~≫ ●岐阜大学 タイ:チュラロンコン大学、カセサート大学、モンクット王立トンブリ工科大学 中国:広西大学 インドネシア:アンダラス大学、ボゴール農科大学、ガジャマダ大学、スプラスマレット大学 ●静岡大学 ポーランド:ワルシャワ工科大学 ルーマニア:アレクサンドルアイオアンクザ大学 ベラルーシ:呉メル国立大学 ブルガリア:ソフィア大学 ラトビア:リガ工科大学 ハンガリー:オブダ大学 ロシア:サンクトペテルブルグ国立工業大学 リトアニア:カウナス工科大学 ウクライナ:タラス・シェフチェンコ・キエフ国立大学 ドイツ:ブラウンシュバイク工科大学 インド:スリ・ラマサミー・メモリアル大学 マレーシア:トゥフセインオンマレーシア大学 モルドバ:モルドバ国立大学 インドネシア:インドネシア大学、ガジャマダ大学 韓国:慶北大学校、釜山大学校 中国:中国科学院プラズマ物理研究所 台湾:国立中央大学 ●三重大学 中国:天津師範大学 インドネシア:スリウィジャヤ大学、パジャジャラン大学 ●名古屋工業大学 中国:同済大学、北京化工大学 ●豊橋技術科学大学 ドイツ:シュトゥットガルト大学 フィンランド:東フィンランド大学 |
≪ダブル・ディグリー・プログラムのメリットとデメリット≫
留学希望者や帰国子女にとって、ダブル・ディグリー・プログラムは大変魅力的に感じられるもので、メリットも多くありますが、その反面、デメリットも存在します。実際に申し込む前に、メリット・デメリットの両面を知っておくことが肝心です。
●メリット
・日本と海外の大学、2つの大学の学位を得られる。
・一つの大学では得られない学修の機会を得られる。
・日本の大学に在学した状態で、海外の大学の正規学生として学位留学できる。
・単位互換制度を利用するため、短い期間で大学卒業ができる。
・全く異なる環境で学問・研究を行うことで、視野や研究の幅が広がる。
・長期派遣留学のため、語学力・コミュニケーション力UPを期待できる。
・就職時のアピール材料になることもある。
・日本の大学内での選考試験に合格すればよいので、海外の大学の正規の入学試験を受ける手間がない。
・大学によっては、入学料・学費などをそれぞれの大学に別々に費用を払わなくてもよい場合があるので、2つの大学それぞれに別途通うよりは安く済む場合が多い。
●デメリット
・海外企業での就職活動においては、大きなアピール材料にならないことがある。
・派遣先大学やプログラムによっては、大学を4年で卒業できない場合もある。
・派遣先大学・学部・学科や研究テーマに細かい縛りがあることが多いため、自分の希望に合ったダブル・ディグリー・プログラムを実施しているかどうかを事前によく調べる必要がある。
・短期間で学位を取得させるため、学生にとっては履修上で大きな負担になる場合がある。
・派遣先によっては卒業時期にズレが生じることもあるため、就職活動や資格試験のための準備に費やせる時間が少なくなることがある。
参考:https://daigakujihou.shidairen.or.jp/download/?issue=381§ion=4
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